いぬのしつけでこんな間違いをしていませんか?
犬のしつけでこんな間違いをしていませんか?
こんにちは!犬のしつけワンデイの根本です。
あなたは、 愛犬が問題行動を起こしたらどうしますか?
きっとネットや本、 雑誌でしつけの方法を探すと思います。
ですが、世の中のほとんどのしつけ法は、 結局「私はこんな風にしつけました」 という個人の経験談でしかありません。
ちょっと考えればわかることですが、 犬種も違えば年齢も違うし生活環境も違うわけです。
なので、画一的なしつけ方法が あなたの愛犬にも役に立つなんてことは ほぼあり得ないのです。
だから、しつけがうまくいかないし、 ちょっとうまくいったと思っても また問題行動が再発してしまうのです。
ですが、これからお伝えするしつけ方法は、 多種多様な犬のしつけで効果実証済みの方法なので、 個人の経験に基づいたやり方とは根本的に違うのです。
愛犬のしつけのアドバイスの中で一番大切なものが 「動物行動学」の原理原則です。 この原理を詳しく見て行く前に まずは、やってはいけないしつけについて 絶対に知っているべきです。
なぜなら、ほぼ全ての人が、 この間違った方法をとっていますし、 さらに言えば ほぼ全ての本や雑誌、 ほぼ全てのしつけ教室、 ほぼ全ての訓練士までもが、 未だにこの間違ったしつけ方法を信じて 実践しているのです。
その間違いとは、 「主従関係を作る」ことです。 つまり、愛犬と主従関係を作って しつけをするのは大きな間違いなのです。
主従関係とは上下関係です。 これまでは、飼い主が主で犬が従、 飼い主が上で犬が下となる関係を作ることが 理想だとされてきました。
しかし主従関係で犬をしつけようとすると 数々の問題行動を引き起こしかねません。 まず、本来従わされるのは犬にとってストレスです。
本当は従いたくないけれど、 自分より強いのでしょうがなく お利口にしているだけです。 なので主従関係がはっきりするまでは 抵抗していたはずです。
従いたくないと噛み付いたり暴れたり、、、 それが泣く泣く従ってくれたとしても、 反抗的で攻撃的になってしまったクセ自体は なくならないのです。 その結果、、、 主人である飼い主以外の人に攻撃的になります。 主従関係の前提は、 「強いものに従い、弱いものは従わせる」です。 飼い主は強いものなので従ってくれるでしょう。
しかしそれ以外の人、 例えばお子さんとか散歩中に出会う人など、 飼い主以外の人へ攻撃的になるのです。
これまで力を基準に関係を築いてきたため、 飼い主以外の人にも力を基準に 関係を築こうとするのは当然です。
犬としては何も悪くないのです。 ですが、これではお子さんのいる家庭では 危険ですし不安でしょうがないでしょう。
そして、主従関係を作ると 犬は飼い主のことを好きにはなりません。 不快で嫌な状況から逃れるために 仕方なく従っているにすぎないからです。 犬と飼い主の関係はどんどん離れていき、 お互いにとってストレスになるのです。 そもそも、犬は家族に順位付けしている というのがこれまでの定説でしたが、 最近の研究で科学的に否定されつつあります。
むしろこれまでにお伝えしたような 問題行動を助長するだけであり、 しつけに全く効果がないと言えるのです。 ではどのような関係を築くべきなのか? その答えが「親子関係」です。 実は、人と犬の間には親子に近い、 特別な関係が存在することを証明するような 研究成果はたくさんあります。
一例を挙げると、 2015 年に行われた日本の研究では、 飼い主と愛犬が目線を合わせると 幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンの濃度が 上昇することが確認されました。 これは母親と子どもが見つめ合った際にも 見られる現象と同じです。
ちなみに、オオカミやその他の動物では これらの変化は見られないため、 犬と人間の関係に見られる特別なものだと 結論づけられているのです。 このように、主従関係ではなく親子関係を前提に しつけをはじめとした愛犬との関係づくりを していかなければ、必ずしつけに 失敗してしまうでしょう。 愛犬との信頼関係が築けず、 愛犬の気持ちがわからないまま、 しまいには恐怖や憎悪を感じてしまい 保健所に送る、、、 そんな悲しい結末にだけは なってほしくありません。
犬のしつけワンデイは愛犬との信頼関係を構築する方法や日々悩まれている問題行動を解決し、穏やかな暮らしをするサポートをしております。
ご愛犬の問題行動に少しでも悩まれていたら、ご相談ください。
犬のしつけワンデイ
住所:東京都渋谷区